「SPring-8」というのは、兵庫県佐用郡佐用町にある大型放射光施設のことです。
ちなみにこのSPring-8を中心に形成されているのが、国内でも有数の学術都市である「播磨科学公園都市」です。
SPring-8では太陽の100億倍もの明るさとなる「放射光」という光を使い、さまざまな分野の研究をおこなっています。
たとえば放射光を使うと物質の「原子・分子レベル」までが分かり、その役割などをより詳細に調べることが可能となります。
SPring-8は世界からも注目を集める施設で、訪れる研究員や関連事業者の数も少なくはありません。
そこで、ここではSPring-8に訪れる方のために周辺でおすすめできる宿泊先・ビジネスホテルをご案内しています。
SPring-8に所用があるという方はぜひ参考までにご覧になっていってください。
SPring-8の概要と施設の説明、周辺での宿泊先・ビジネスホテル情報
画像引用元:放射光化学研究センターHP
SPring-8は国内のみならず海外からも研究者が訪れる重要な科学技術研究施設です。
SPring-8ではこれまでに、生命科学や環境エネルギー、また薬品などの新材料開発といった様々な分野において非常に大きな功績を残し続けています。
ちなみに施設の名称である「SPring-8」というのは、電子の最大加速エネルギー「8GeV」に由来して名付けられたものです。
こちらの施設の所有者は「国立研究開発法人理化学研究所(理研)」で、「公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)」の支援によって運営がおこなわれています。
SPring-8の概要と施設説明
兵庫県の播磨科学公園都市内に建設された「SPring-8」は直径500メートルという大きな円形をした施設です。
SPring-8では、高速で照射された電子ビームに磁石の力を利用することで発生する「放射光」を使った研究が進められています。
SPring-8はこの放射光の明るさや精度が世界の研究所の中でも優れているとされ、多くの研究者たちから注目を集めている存在です。
こうした理由から毎年のべ16,000人が施設を訪れているとされるのですが、これだけでもその注目度の高さというのが理解できるかと思います。
そんなSPring-8では、これまでに多くの研究結果を出してきました。
その功績は多岐に渡り、インフルエンザの新薬開発に繋がるタンパク質の構造解析などが一例に挙げられます。
また、ほかにもゴムの内部構造を分析することでタイヤの性能向上などにも貢献していますが、これらはSPring-8における研究のごく一部に過ぎません。
医学・物理学・生物学といったあらゆる分野での最先端技術を研究するSPring-8は、国内の最新テクノロジーが集積された場所とも言えるわけです。
SPring-8までのアクセス方法
住所:兵庫県佐用郡佐用町光都1-1
車でのアクセス:
播磨自動車道「播磨新宮IC」から車で5分
山陽自動車道「龍野西IC」から車で20分
電車でのアクセス:
山陽新幹線・山陽本線「相生駅」下車、その後神姫バスに乗車し「SPring-8」バス停までおよそ40分
「相生駅」からタクシーの場合はおよそ25分(料金は5,500円前後)
SPring-8へ訪れる際には車を利用することをおすすめしますが、「相生駅」からバス・タクシーでも問題ありません。
それぞれの所要時間は上記の通りですが、バスの場合は経由先によって到着までの時間が若干異なります。
そのため、相生駅からバスを利用する際には事前に所用時間を確認しておきましょう。
SPring-8周辺でのおすすめ宿泊先・ビジネスホテルのご案内
SPring-8に仕事の関係で訪れる予定があり、宿泊先を探しているのであれば「相生駅」から徒歩2~3分という好立地にある「相生ステーションホテルアネックス・本館」がおすすめです。
相生ステーションホテルはSPring-8まで車で20分程というロケーションにあり、山陽自動車道「龍野西IC」からも近いビジネスホテルです。
また、シングル1泊5,000円程度で泊まることが可能で、連泊をする際には長期滞在割引といったサービスも提供しています。
(上記リンクよりそれぞれのサイトへアクセスができます)
さらに相生ステーションホテルには朝食バイキング・ランチ・ディナーが食べられる「レストラン椿」もありますので、長く宿泊する際の食事面でも最高の環境が整っています。
SPring-8に用事があるビジネスマン・研究所関連の方々はぜひ一度こちら「相生ステーションホテルアネックス・本館」のウェブサイトをチェックしてみてください。
なお、相生ステーションホテルには車の駐車も可能です。(宿泊中は出し入れ自由)
そのため、車でSPring-8や近隣施設まで往復したいという方にとっても条件の良いビジネスホテルとなっております。